音楽とファッションのアイコンであるドージャ・キャットが、9月28日、ニューヨークで行われた「Global Citizen Festival」のステージで目を引く衣装を披露しました。彼女はこれまでも独特のスタイルで注目を集めてきましたが、今回のパフォーマンスでは、1920年代のフラッパー風のドレスを大胆にアレンジしたルックで、ファッションと意味の両面で大きな話題を呼びました。
ドージャ・キャットの1920年代風フラッパードレス
週末にニューヨークのセントラルパークで行われた「Global Citizen Festival」には、多くの大物アーティストが出演しましたが、ドージャ・キャットのパフォーマンスはその中でも特に印象的でした。彼女が身にまとった衣装は、肌色のメッシュ素材で作られた、ほぼ全体がシアーなドレス。普段はその大胆さで知られる彼女ですが、今回は胸元を銀と金のクリスタルストリップで巧妙にカバーしていました。
ドレスのスカート部分には、華やかなフリンジが装飾されており、彼女が動くたびにキラキラと輝いて揺れました。このカラフルなフリンジは、赤や青、ティールなどの色合いで、ステージ全体の劇的な演出を引き立てていました。このスタイルは、1920年代のフラッパードレスと、シェールのステージ衣装を思わせるもので、観客に強い印象を残しました。
意味深いメッセージを込めたドレス
しかし、このドレスには特別な意味が込められていました。ドージャ・キャットの衣装をオンラインで見たファンたちはすぐに、その背面に描かれた模様や、ドレスの色が南アフリカの国旗を表していることに気づきました。
ドージャ・キャットは南アフリカ系(ズールー民族)の血を引いており、彼女がこの「Global Citizen Festival」のステージを利用して、自らのルーツを示したことに、ファンは感動しました。TikTokやX(旧Twitter)では、このことを称賛する声が相次ぎました。あるRedditのユーザーは、「彼女の音楽が大好きで、このパフォーマンスが私にとても愛国心を感じさせてくれたので、シェアしたいと思った」と書き込みました。Xでも、「彼女が今年、自分のルーツをこんなにも美しく受け入れているのを見ると、本当に嬉しい」と語るユーザーもいました。
ドージャ・キャットは常に注目を集めるパフォーマンスを提供してきましたが、今回はその衣装とメッセージが特に大きな話題となり、彼女のルーツを称賛する声が多く上がっています。